胃に直接チューブを差し込み、飲食物を体外に排出するダイエット方法「AspireAssist」が、アメリカの食品医療薬品局(FDA)に承認された。

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「AspireAssist」は食べ物が体内に吸収・消化される前に、胃袋からチューブを通して外に出してしまおうというもの。排出した食べ物はトイレに流し、その後、胃の中に水を注入して再び排出する必要があるそうだが、この作業は5~10分足らずで完了するそうだ。

これにより、摂取カロリーの30%を取り除くことができるという。しかし、利用対象者は22歳以上でBMIが35~55(肥満)であり、かつ、手術以外のダイエット治療よる減量や、その後の体重維持に失敗したことのある人のみと、かなり限定されている。

FDAは、「AspireAssist」で治療した111人の患者と、生活セラピーのみで治療した60人を比較し、1年後には後者が3.6%だったのに対し、前者は12.1%の減量に成功したという結果を発表。ただし、副作用として時折の消化不良と、便秘、下痢などが指摘されている。

体外からチューブを挿入するという強引な方法は、身体への負担や日常生活のリスクを考えるとゾッとしなくもない。しかし、健康被害が出るほどの肥満を抱えた患者への“医療的処置”と考えると、かなり画期的と言えるかもしれない。

http://www.slashgear.com/fda-approves-home-stomach-pump-to-combat-obesity-16444632/