ひと昔前に流行した、壁掛けの“歌うブラックバス”にAI(人工知能)を搭載してみたところ、前代未聞の魚型パーソナルアシスタントに生まれ変わった。

bass

音楽に合わせて尻尾をバタつかせつつ歌う姿が「キモかわいい」と人気を呼んだ“ビッグマウスビリーバス”。日本でも“壁掛けジョニー”なんて名前で商品化されて流行したが、この懐かしのブラックバス型おもちゃに、話題のAIパーソナルアシスタント「アレクサ(Alexa)」を装備させてしまった男性がいる。

アレクサは、<Amazon.com>がクラウドベースで展開する音声アシスタントサービスで、ユーザーが「アレクサ」と呼びかけてから質問すると音声で答えてくれるという、いわゆる「siri」の親戚のようなAI。ハードウェアやソフトウェアと連係させるためのAPIやソフトウェア開発キット(SDK)も、開発者に無償で提供されている。

そんなアレクサを搭載したビッグマウスビリーバスを作ったのは、ブライアン・ケーンという男性。ブライアンさんが「アレクサ、今日の天気は?」と尋ねると、彼のほうをチラ見しながら予報を教えてくれるのだが、その姿にはちょっとギョッとしてしまう(ブラックバスだけに)。

このAIバスは、技術的な部分よりもアイデアを重視しているとのことで、詳しい製作方法は公開されていない。おそらく約20ドル(約2千円)相当のビッグマウスビリーバスと、APIを利用してアレクサを連携させるノウハウがあれば、誰にでも作れるはずだ。

<The Verge>によると、ブラックバスのおもちゃにはマイクは内蔵されていないので、カメラには映らない部分にマイクを取り付けていると推測される、とのこと。詳しい構造も気になるところだが、なつかしのおもちゃと最新のAIアシスタントを組み合わせるというナイスアイデアが世界中から注目されている。

http://www.theverge.com/2016/11/4/13525172/amazon-alexa-big-mouth-billy-bass-hack-api