米ウィスコンシン・マジソン大学の研究チームが開発した“充電シューズ”がかなり秀逸だ。履いて歩くだけで電気を蓄えられるので、スマホ用のチャージャーなどを携帯する必要がなくなるという。

Bubbler

同大学とイタリアの靴底メーカー<Vibram>が共同で開発したシステム“Bubbler”は、歩いたり走ったりすることで靴底内部に発生した空気圧を電気に変換する。運動力学を利用した発電方法では、例えば水力や風力発電などが挙げられるが、靴底の内部という極めて狭い空間を利用した発電はかなり画期的だ。現行のプロトタイプでは10ワットパー平方メートルまでとのことだが、10kWの発電も可能になると開発チームは考えている。さらに「Instep NanoPower」という名称で市場展開することも計画されており、一般から軍利用まで幅広い可能性を考えている。

意識せず発生させている運動エネルギーを、電気エネルギーに変換するというのは、非常に効率的な技術だ。日常的に踏んでいる靴底が役に立つというのは、なんだかお得な気持ちになれるし、まさに省エネの極みと言えるだろう。

この充電シューズ、ランニングや散歩時はもちろんのこと、様々なシーンで活躍するかもしれない。例えば災害や事故など万が一の際に、充電機がなかったりコンセントが借りられなかったりしたら? そこで自分が履いていた靴で充電できるというのは、かなり便利だ。また、充電機は靴底部分だけなので、シューズ部分の素材やデザインでフォーマルにもビジネスシーンにも対応できるだろう。

研究も順調とのことで、市場展開までさほど時間もかからなさそう。近い将来、外出時に充電器を携帯する必要のない時代がやってくるかも?

http://www.pocket-lint.com/news/136701-these-kicks-produce-charge-smartphone-battery-life-may-soon-be-a-worry-of-the-past

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