キューバではコンドームを使った“ウキ釣り”が流行っているという。

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ウキ釣りとは、餌を水面から一定の深さに漂わせておくためのウキを糸につけるという、もっとも一般的な釣り方のひとつ。魚が食いつくとウキが水面下にグッと沈むので、それにタイミングを合わせて竿を引くことで魚がかかるという仕組みだ。ところがキューバでは、そのウキをコンドームで代用しているのである。

まず、パンパンに膨らませたコンドームを糸にくくりつけたら、針にアジなどの生き餌をつけ、ふわふわのコンドームを風に乗せて海へ放る。着水したら、あとは海流が沖までコンドームごと運んで行ってくれるので、沖にいる大魚を待つだけ。風船みたいなものなので、なんと約300メートルほど沖まで漂っていくそうだ。

この仕掛けにはコンドームを何個もくくりつけておくので相当な浮力になり、魚が食いつくとグイッと勝手に魚の口にハリが食い込む……というよくできた仕組み。あとはリールを巻いて釣り上げるだけなので、実際かなり理にかなった釣り方なのである。

安上りな割りにスナッパー(大型の鯛)やバラクーダ(オニカマス)といった大物も釣れるうえ、それらを闇市で売れば1匹1000~2000円になるらしい。キューバの平均月収は約2500円程度というから、コンドーム釣りが流行るのも納得なのだが、これは密漁に当たるためちょっとした問題になっているとか。

最初に誰が始めたのかについては不明だが、南アフリカの凧を使った釣りの動画を見て思いついたのでは? と言われている。ともあれ、大がかりな仕掛けがあるわけでもないので、コンドーム釣り師を取り締まるのはなかなか難しいかもしれない。

 

Fishing with Condoms in Cuba