ドローン産業の大手<DJI>が、赤外線カメラ/サーモグラフィカメラ技術のスペシャリスト<Flir Systems>と提携し、赤外線カメラ搭載ドローンを市場に送り込もうとしている。実はこのドローン、かなりの可能性を秘めているのだ。

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例えば建物で火災が起こった際、消防士にとって発火している場所や、火の広がり方、肉眼では見えない場所での熱伝導、そして要救護者の所在をいち早く把握することが重要。つまり、このドローンを使って上空や建物側面からの赤外線画像を捉えることが、現場では非常に役立つのだ。

同様に、遭難者の捜索や犯罪事件などの場合も、人間や生物をいち早く探知でき、夜も視認できる赤外線カメラはあらゆる局面で必要になるはず。これをドローンに搭載すれば視点と視界が大幅に拡がり、活動範囲も圧倒的に大きくなる。

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また、広大な敷地を擁する農場でも有用だ。赤外線カメラで空から見れば広範囲に作物を見ることができ、その状態を確認することもできる。畑ひとつひとつを見て回るよりもはるかに効率がいい。

この赤外線カメラはZenmuse XTという、無線により長距離通信が可能な最新機種。それなりのサイズで重量もあるため、これに耐えるパワーとスタミナ、機動性のあるDJIの大型のドローンが必要なのだ。あらゆる重要な局面に活躍するであろうこのマシン、今のところ2016年の前半にはリリースされる予定だという。


http://www.digitaltrends.com/photography/drone-giant-dji-targets-industry-with-specialist-thermal-imaging-camera/