ドバイの空港に“侵入するドローンを撃退するドローン”が導入される予定だ。

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<CNNマネー>によると、ドバイ民間航空局(Dubai Civil Aviation Authority)は、アラブ首長国連邦のドバイ空港でドローンの導入を計画している。空港内の上空を飛行するドローンを取り締まり、安全やセキュリティを強化するのが目的だ。

新たに導入されるドローンは、赤外線熱イメージングを利用し、不法に侵入するドローンを認識。離陸位置まで追跡し、その場所を警察に通報する。なお、攻撃的な行為は行わないという。

ドバイ民間航空局のサリム氏は、「空港内の上空でドローンを飛行させる行為を行っている人はわずかだが、飛行場を侵害しているのを理解せずに、どこまでドローンが飛ぶかを試してしまう」「これは安全面の問題だ。1人の人間の無責任な行為によって人々が損害を受ける」と説明する。

ドバイ空港は、2016年にすでに3回もドローンの侵入を理由に空港を閉鎖している。最近では10月29日に約90分にわたり空港が閉鎖され、計22便の航空機が他の空港に航路を変更せざるをえなくなった。空港が機能しなくなるのももちろんだが、その対応に1分につき100万ドル(約1億円)もの費用が発生するというから大問題だ。

空港におけるドローンの侵入問題は、ここ数年で大幅に増加しているという。オランダの空港ではワシを調教してドローンを捕獲する計画が進んでおり、ロンドンのヒースロー空港ではドローンが実際に航空機に衝突する事件が起こった。アメリカ連邦航空局は、5ヶ月間でドローンの侵入を600件ほど確認している。

ドバイ空港では、試験飛行に問題がなければ2016年末よりドローンが導入される予定だ。

http://money.cnn.com/2016/11/04/technology/dubai-airport-drone-hunter/index.html?sr=twCNN111216dubai-airport-drone-hunter0301PMVODtopVideo&linkId=31081737