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自動運転車の分野で目立った活動を続けている米グーグルが、現在テスト運転中の「自動運転車」をさらに数百台単位で製造することを発表しました。今回は自動車メーカーや新規参入メーカーも含め、開発競争が激化しつつある「自動運転車」について紹介したいと思います!

グーグル(Google Self-Driving Car Project) はタクシーや配車サービスの対抗となる?

グーグルは2020年の実用化を目指し、公道やショッピンモール内などで極めて限定的に試験走行を続けてきましたが、さらにプロジェクトを推し進めて行く模様。グーグルは自動運転車を販売するというより、グーグル自体が自動車を保有し、タクシー事業のようなことを想定してサービスを開始すると言われています。なおグーグルの自動運転車には、センサー部分や地図情報などで、日本メーカーの技術を数多く採用していると言われています。

アップル、UBER、テスラ、次々とアメリカの企業が参戦表明

アップルコンピューターがかねてから進めていた、自動運転車に関する開発プロジェクト「Project Titan」の進捗状況を示す文書を英ガーディアンがスクープし、サンフランシスコの開発地も選定済みと報道された。一方で電気自動車(EV)をリードする米テスラモーターズは、最新車 「モデルS」で高速道路での自動操舵機能と、自動での縦列駐車が可能なソフトウェアをすでに実装。ウィンカーを出せば自動で車線変更するドライブアシストなど、テスラは「自動運転車」へソフトウェアで徐々にシフトする戦略をとっている。

また、自動運転車の普及で、確実にビジネスが危機にさらされる筆頭と言われている配車サービスのウーバー(UBER)も参戦を表明。テスラが今後生産する予定の自動運転車50万台を購入する意向が明らかとなっている。

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アウディやゼネラルモータースは高速道路での自動運転技術を2017年に実用か?

GMが10月1日に次世代技術を使った経営の中期計画を発表し、高速道路で自動運転ができるキャデラックを2017年にアメリカと中国で発売。さらに市街地などを想定した自動運転の実験を開始することを公式に発表しています。

独アウディは、今年1月にサンフランシスコからラスベガスまで900キロを自動運転で走破した車「JACK」で話題に。この試作車は、自動運転モードとマニュアルモードの切り替えが可能で、自動走行に関しては高速道路などでの運転を想定しているという。

また、トヨタ自動車は9月30日に日本国内の道路情報システム向けに車車間・路車間通信を用いる運転支援システム「ITS Connect」を2015年までに3車種に搭載するという計画を発表。

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交差点での事故は日本国内でも4割以上を占めていることから、見通しの悪い場所にいる車両や歩行者の存在などを察知する仕組みは、他の自動運転車メーカーも同じく課題としている。自動走行の前にトヨタは事故の原因となる問題を運転アシストという形で解決しようとしている。

アメリカでは2015年時点で、新たな技術に対する投資熱や期待値はピークに達した=事業化に向けて現実的に考える段階にきていると、アンソニー・フォックス運輸長官らも表明するなど、実用化に向けての意識は高いとしながらも、安全面の技術向上や現実に照らし合わせた交通ルールの整備など幾つかクリアする事項があるとしている。いずれにしてもあと5年もすると自動運転車が街を走る時代がやってくるのは確実といえるでしょう。

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