『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に登場した、自動で紐が締まる未来のスニーカー。当時としては非常に分かりやすく未来を感じさせてくれるシーンだったが、あの<NIKE>が本当に作ってしまった。

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その名も「Hyper Adapt Sneaker」という、特殊なワイヤーでスニーカーを最適なフィットに締めてくれるスニーカー。足を入れるとセンサーが感知し、土踏まず部分に内蔵されたモーターが駆動、自動で足にフィットさせてくれる。もちろんボタンで好みのタイトさに調節することも可能だ。

そして、モーターが駆動している土踏まず部分が点灯し、同時に充電レベルも色で知らせてくれる。徐々に黄色から赤色に変わり、フル充電されているとブルー、という具合だ。土踏まず部分に専用の充電器を装着し、3時間のフル充電で約2週間稼動するとのこと。かなり長持ちなので、基本的には外出時や運動の途中で突然ユルんだりすることもないだろう。

開発チームも「“あの映画”の夢のスニーカー」と口を揃えるが、あくまで実用性を追求したもの。例えば、マラソンなど長時間競技の最中に靴紐がユルみ、結びなおしている間にタイムに支障が出たりすることもなくなるし、手先が不自由な人でも簡単にスニーカーを履くことができるはずだ。

『BTTF2』公開から約30年。舞台となった時代設定(2015年)に遅れることわずか1年で、実用的かつクリエイティブ、そしてかなりクールなデザインで製品化された未来のスニーカー。今後あらゆる競技でスタンダードとなる日も遠くないかもしれない。