「人間は失恋のダメージによって死に至ることはあるのか?」という謎について、アメリカの専門医が解説している。

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米ニューヨーク大学ランゴンメディカルセンターの医学博士ローレンス・フィリップス氏が、ストレスがきっかけになって心臓の機能に障害が出る「ブロークンハート(傷心)症候群」について説明している。

「ブロークンハート(傷心)症候群」は、「ストレス誘発性心筋症」あるいは「たこつぼ型心筋症」とも呼ばれる。もちろん「たこつぼ」は日本語に由来しており、正常に収縮しない左心室の形状をたこつぼに例えて命名されたそうだ。

人間は感情的ストレスや肉体的ストレスが生じることで、胸痛、息切れなどの症状が出ることがある。病院で検査をすると、心電図に異常が見られ、血中の酵素が上昇しており、心臓が正常に機能していないことが判明するかもしれない。

このような場合、心臓麻痺を起こす原因となる血管の閉塞について調べ、投薬治療を行うことになる。同時に、心臓の働きを高めるために投薬を行うそうだ。

幸いにも治療によって、心臓の機能が正常に戻るケースが多いようだ。しかし、「ブロークンハート(傷心)症候群」を発症した患者には、心臓の機能を高める治療を積極的に行うことが重要だという。

失恋や配偶者を失ったことによるショックで強烈なストレスを感じると、このような心臓の病気になり、最悪の場合は生命に影響がある可能性があるようだ。