ドローンの出現で空撮のハードルが低くなったが、次は水中での写真や動画撮影ができるドローンが誕生しそうだ。

水中撮影で機材を担ぐ重労働から解放されたいダイバー集団が開発中の“iBubble”は、小型カメラGoProや、大光量1000ルーメンのライト2灯を搭載し、ダイバーに同行しながら単体で撮影をしてくれる水中ドローン。最大深度は60メートルで、潜った人でないとわからない海中の美しさを伝えてくれる。

特大の熱帯魚のようなフォルムの“iBubble”の使い方は、極めてシンプル。充電後、ダイバーがリストバンドを装着したうえで“iBubble”と一緒に水中に入るだけ。ダイバーを自動追尾しながら、“障害物(魚やサンゴなどの岩)”を事前に察知しては回避するので、海の生き物にダメージを与えることもない。さらに、手元のリストバンドで撮影モードの変更も可能。ダイバーが“iBubble”を自分のもとに呼び寄せることもできる。また、撮影した映像はスマートフォンで再生できる。危険を察知した場合は自動で浮上したり、バッテリーの残量が少なくなった時は自らダイバーのもとに戻るといった機能も備えている“iBubble”。まるで現場慣れした助手が1人いるかのようで、体の自由がきくのもポイントだろう。

ウェブサイトにはこれまでの試行錯誤から、試験運転に製造、発送と、今後のスケジュールも明確に記されており、本気度がヒシヒシと伝わってくる“iBubble”。フル充電で1時間使えるので、シュノーケリングやダイビングなどのお供として、それから今はまだ珍しいが、水中結婚式の撮影でも大活躍しそうだ。

クラウドファンディングサイト<indiegogo>では4月25日現在で、目標額の7万5,000ドル(約830万円)を大幅に超える、11万7,000ドル(約1,300万円)以上が集まっている。購入者への発送は、早くて2017年6月になるとのこと。世界各国向けに発送しているので、興味のある方は5月中旬の締め切りまでにチェックしてみよう。
http://ibubble.camera/