インターネット上で大きな影響力を持つ人物に製品をPRさせることで、ブランドのターゲット(消費者)に直接的にアプローチする“インフルエンサー・マーケティング”。一般的にはSNSアカウントのフォロワーが多い女性モデルや人気ブロガー、アスリート、クリエイターなどがインフルエンサーに起用されるイメージだが、そのチョイスの傾向はハッキリとタイプ分けできているようだ。

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エンターテイメント、スポーツ、ライフスタイル分野のタレントエージェンシー<ユナイテッド・エンターテイメント・グループ>の分析によると、現在のインフルエンサーは以下の6タイプに分類できるという。

 

1. 円満な人生を送っている人
ただ健康的な食生活を送り、運動をすればいいというわけではない。全般的に健康なライフスタイルを送る人をサポートするブランドが増えている。

【対象にしているブランド】
アディダス、バナナ・リパブリック、タグ・ホイヤーほか

【SNSのステータス】
DJであり、美容・健康・フィットネス情報サイト<HBFIT.com>を運営するHannah Bronfmanは、健康に全方位からアプローチ。彼女のInstagramアカウントは約33万人のフォロワーを抱えている。

 

 

2. チームプレイヤー
ネット上でのコメディは、もはや1人で演じるものではない。友人たちがチームになって、チャンネルを超えてコラボレーションを繰り広げながら、集団でコンテンツを作り上げる。

【対象にしているブランド】
コカ・コーラ、ダンキン・ドーナツほか

【SNSのステータス】
Jake Paulが率いる「TEAM 10」は、大勢のインフルエンサーたちと協力してコンテンツをシェア。すべてのチャンネルを合計すると毎日1,800万ほどの閲覧数を誇る(※基本的には若者が内輪ネタでキャッキャしているだけ)。

 

3. 個人の流儀を持っている人
マーケッターは、独自のアイデンティティやパーソナリティを確立しているファッションアイコンを好む。

【対象にしているブランド】
カラーポップ(コスメブランド)、ターゲット(米大手小売チェーン)、<GQ>ほか

【SNSのステータス】
LA在住の人気YouTuberジェン・イムの公式チャンネルは約170万人に登録されており、Instagramのフォロワーは約130万人。ハッシュタグ「#OOTD」(outfit of the day=今日のコーディネート)が付いた彼女の投稿には、平均の10倍以上のコメントが集まる。

 

4. 人気ゲーマー
個性的でフォロワーの多い「eスポーツ」のプレイヤーを、各ブランドがスカウトし始めている。ただし、いきなりチーム全体のスポンサーになる前に、単独で活動するプレイヤーを探したがっている。

【対象にしているブランド】
ティンダー、レッドブル、ジャンクフード系など

【SNSのステータス】
“Nadeshot”ことマット・ハーグは、常に新鮮なコンテ¬ンツを公開。YouTubeチャンネルに約270万人が登録しており、Twitterには約190万人のフォロワーがいる。

 

5. 奇抜な料理人
2016年はキッチンでの体験が人間味あふれるものになっている。ネットで活躍するシェフやフードスタイリストが長年続けてきた禅のようなスタイルから進化を遂げつつある。

【対象にしているブランド】
バリラ、スバル、ホーメルほか

【SNSのステータス】
オタクをターゲットにお菓子を作るRosanna PansinoのYouTubeチャンネルは約720万人が登録しており、Instagramのフォロワーは約220万人。

 

6. 冒険者
旅とは、ひとつの旅行だけを意味しない。インフルエンサーは、さまざまな旅をつなげてストーリーを生み出し、一生かけて物語を作り上げる。

【対象にしているブランド】
マリオット、スカイプほか

【SNSのステータス】
映画監督/フォトグラファーのジャクソン・ハリーのInstagramは約180万人いるフォロワーのうち、35%が3年以上もチェックし続けている。

 

 

http://www.adweek.com/news-gallery/technology/6-social-media-archetypes-modern-day-brand-influencer-174335