虫が入ったキャンディーやお酒などは珍しくないが、フランスでは「虫を練り込んだパスタ」が密かなブームになっているらしい。

insectpasta

フランスのパスタ職人ステファニー・リシャールさんは、タンパク質が豊富で健康的なパスタの需要を感じていたが、2012年にアスリート向けに高タンパク質のパスタを開発中、虫を練り込むというアイデアを思いついた。さっそく同年、彼女が仏ティエフォスで経営するショップ<Pasta Délices>で、オリジナルの虫パスタを発売したところ、なんと約500個が完売したという。

虫パスタのベースとなるのは、不飽和脂肪酸、ビタミンB類、ビタミンEなどが豊富なスペルト小麦93%。そこに、粉末状にしたコオロギやバッタを使用した小麦粉7%をブレンドし、全卵を加えている。それら2種の虫とポルチーニ茸をミックスさせたフレーバーは、ナッツのような味で食べやすいのでオススメだとか。

茶色っぽい見た目の虫パスタは、フジッリ、スパゲティ、ペンネ、ラディアトーリの形状に加工され、250グラム/6ユーロ(約755円)で販売中。普通のパスタより高めだが、ベジタリアンの人が肉の代わりにタンパク源として摂取するのにも最適だという。

ショップ従業員のアライ・リモンさんは「原材料名には抵抗を感じるかもしれないけど、肉と一緒に食べると本当に美味しいよ」とオススメしており、ステファニーさんもアライさんも「虫は未来のタンパク質」と強く信じている。現在は毎週約400kgの虫パスタを製造しているが、今後もこのビジネスを拡大していく予定だそうだ。

なお、2013年に国際連合食糧農業機関は「虫は人間や家畜が摂取する食材として大きな可能性を持っている」と発表している。

http://www.odditycentral.com/foods/french-noodle-maker-is-struggling-to-keep-up-with-demand-for-insect-pasta.html