米軍が戦地に物資を運搬するための大型ドローンを開発している。

drone

米軍が戦地に物資を補給するための無人航空機「Joint Tactical Aerial Resupply Vehicle(JTARV)」のプロトタイプを開発していると、<米陸軍研究所(Army Research Laboratory)>が発表した。

戦地では、弾薬などの装備、食料、燃料などの補給が必要になってくる。しかし、戦地に物資の再供給を行う際には危険が伴うため、有人での補給を削減すべく、無人の大型ドローンを導入する計画が進められているようだ。

「Joint Tactical Aerial Resupply Vehicle(JTARV)」は、英国の<Malloy Aeronautics>が開発した4個の回転翼を持つクワッドコプターで、「ホバーバイク」という愛称で呼ばれている。当初は人間が機体にまたがるようなかたちで自律飛行することも想定されていたようだが、現在は物資運搬用ドローンとして開発が進められているらしい。

現在のプロトタイプは電動機だが、ハイブリッド推進システムを利用することで、将来的には最大積載量800ポンド(約362キログラム)の荷物を、時速60マイル(約96キロメートル)で、最大距離125マイル(約201キロメートル)にわたって運搬することを目指している。

2014年から米陸軍と米海兵隊の共同で開発が進められおり、<Malloy Aeronautics>社、<米陸軍研究所>、<海軍研究事務所(Office of Naval Research)>などが共同で開発に加わっている。2017年1月には、米国防総省に対して披露されたそうだ。

大型ドローン「JTARV」は、完全自律飛行のテストが近く実施される予定とのこと。米軍での実用化タイミングはまだ発表されていない。

http://www.theverge.com/2017/1/18/14311912/hoverbike-drone-us-army-jtarv-resupply-autonomous