天才ミュージシャンにして超お騒がせセレブ、あのカニエ・ウェストがプロデュースしたゲームが話題になっている。

そのゲーム、2007年に他界した母ドンダ・ウェストへの愛を歌ったシングル『Only One』と同名タイトルで、「俺のママが天国の扉を旅するって内容なんだ」とのこと。トレーラー動画では、白い服と翼で天国へと舞い上がったキャラクターが、ペガサスに乗って雲の上を駆け巡っている。これは、どう見ても、かなりスピリチュアルな案件だ……。

当初は誰もが冗談だと思っていたが、カニエは本気だったようで大真面目にプロデュース。周囲の誰もが、本当にゲームを作っていたと知って驚いたという。

「マジで大変だったんだぜ? サンフランシスコに行って業界の連中と話をしようとしても、“おいおい、お前なにも分かっちゃいねえな”って感じで、誰も聞く耳持たなくてさ。“マジでゲーム作りてえんだ”って言っても“失せろボケ”って感じで、マジきつかったよ」

そう制作背景を振り返るカニエだが、確かにゲーム制作会社にこんなパーソナル極まりない企画を通すのは、相当難しかったことだろう。しかも、完成した現在も発売のめどは立っていないというから、何のために作ったのかさっぱり理解できない。

ところが、最近とある若き大物ゲーム・プロデューサーが、この『Only One』を支持すると発言したことで、状況が変わりつつある。その人物とは、ゲーム業界が大注目する今年最大の話題作『No Mans Sky』(PS4)を製作した、<Hello Games>のショーン・マレーだ。

「カニエのゲームがアナウンスされて良かった。実は秘密でプレイさせてもらったんだけど、非常に興味深くて、素敵なゲームだと思ったよ」

こうツイートしたマレーに対し、やはりフォロワーの誰もが冗談だと思ったらしく、突っ込みの返信が殺到。ところが、彼は「100%本気で言ってるんだよ!」と念を押したのだ。これまでにないスケールで描かれる壮大なゲームの開発者が言うのだから、間違いないはず……?

確かに、自機がヌルヌル動く操作性や今までにないブッ飛んだ世界観は、ゲーマーでなくても興味が湧く。プレイしてみないことには何とも言えないが、カルトゲームとして歴史に残ることは間違いないだろう。ちなみに、カニエの妻キム・カーダシアンや、ケイティ・ペリーも自分たちのゲームを発売している。セレブの間で流行っているのだろうか……?


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