スウェーデンのSkärsjönビーチのほど近くににある「Kolarbyn Eco-Lodge」は、木板を重ねて草と土で覆っただけの質素な小屋に泊まることができる珍しいホテルだ。

lodge

 

まるで大昔の竪穴式住居のようだが、これは実際に大昔と同じ最低限の設備しかない、究極にエコで自然と共存しているロッジだという。

深い森のど真ん中にあるため、当然ながら電気やガスコンロ、電話などはないし、火を起こすにも自分で薪を割らなければならない。設備といえば、木製のベッドと薪ストーブくらいのもの。もちろんトイレもないので、用を足すときは木陰などで済ませて土をかけておくか、離れた場所にある仮設トイレを使用する。

水道もないので、近くの湧き水を利用し、食事は自炊。オフィシャルサイトではスパゲッティやソース、卵やパン、果物などの食材セットを予約することもできるが、それでも火を起こせなければ調理もできない。とにかく相当ハードな原始ライフを送ることになるので、多少のサバイバル能力は必要だろう。

Kolarbynでは1950年代まで炭作りが行われており、400年以上も前からこのような小屋を建てて暖を取っていたらしい。大人が2名ほど寝るのがやっとという最低限のサイズにしたのは、必要以上に大きいと自然を破壊してしまうからなのだとか。同ロッジのオーナーは、この超エコな小屋を現代に甦らせ、訪れる人々に限りなく自然と一体化した生活を体験をしてもらうべく経営を始めたのだそう。

 

生き急ぐような都会での日々を離れ、自然そのものの営みを体験する。街へ戻る頃には、人間の原点に立ち帰るような、新鮮な気持ちになれるかもしれない。

 

This Swedish Eco-Lodge Offers Tourists the Opportunity to Escape Modern Life