英ウェスト・ミッドランズ警察のアンディ・ポープ氏(38)は抜群の記憶力を駆使し、4年間で850人以上の犯罪者を発見してきたという。

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Photo: Birmingham Mail

 

08年に同署に配属された頃から、毎日30分早く出勤してパソコンにログインし、内部情報として共有される犯罪者の写真をすべて確認するのが彼の日課。しかも記憶できる数も年々増え、表情の詳細まで記憶できるように“成長”しているというから驚きだ。

通常、写真の分析には数時間かかるものだが、ポープ氏は写真を一見しただけで「顔に生えた毛の感じなどから、過去に見たことがある人物だ、と思い出せる」とのこと。さらに、1年前に写真で見ただけの犯罪者や、防犯カメラの粒子の粗い映像で見た小さなホクロが特徴の犯罪者なども記憶しているそうで、もはや特殊能力としか言いようがないスキルの持ち主である。

2012年の時点で約250人の犯罪者を発見したことで話題になったポープ氏。過去4年間で850人以上の犯罪者を発見したそうだが、これは2日勤務するたびに1人を発見している計算になる。

そんな驚異の記憶能力について、氏は「(人間の顔には)何回か見れば記憶に残る特徴が何かしらあるんだ。自分が写真を見たときに“何を”認識しているかは具体的に説明できないけど、実際に顔を見たときに写真で見た記憶が呼び起こされるんだよ」と説明している。

しかし「上司に“君は他の人よりもはるかに多く犯罪者を発見しているぞ”と指摘されるまで、それが普通のことだと思ってた。自分の記憶能力についてはよくわからないんだよ。だって日付を記憶するのは大の苦手だし、誕生日や記念日なんかも妻が管理してるから」と自身の能力に無自覚なところも、なんだかX-MENっぽくてカッコいい。そんなポープ氏は、いまや警察の“秘密兵器”のような存在になりつつあるんだとか。

 

Cop Who Never Forgets a Face Has Recognized Over 850 Criminals in the Last Four Years