人間の口腔内には千種類以上の細菌が存在し、虫歯や歯周病を引き起こす原因と言われている。その危険なサインは、口臭となって現れる場合もある。

mint

米カリフォルニア州シリコンバレーを拠点とするスタートアップ<Breathometer>は、米国食品医薬品局(FDA)が承認するクラス1の医療機器「ミント(Mint)」を開発。マウスピースのような形状をしており、口臭をチェックすることで口内環境を確認することができるという。

このデバイスの使用方法は、約30秒間、口を閉じてから咥えるだけ。すると、電気化学センサーによって特定の硫黄を含んだ分子を感知し、そのときの口内環境を評価する。たとえば、判定結果が「A」レベルなら健康な状態、「F」レベルなら歯科治療が必要な状態を示すといった具合だ。

口臭は食べかすや胃腸の病気などが原因となっている場合も多いが、この「ミント」は歯周炎につながる硫黄を含んだ分子にのみ反応するように設計されている。「アメリカでは30歳以上の成人の約半数にあたる47%が多少なりとも歯周炎を患っている」というデータも報告されているので、普段から口内環境を整えることは重要だろう。

また、Bluetoothでスマートフォンアプリと連動し、口内環境や口臭を改善するために個人に合った歯磨きや食事の情報も提供してくれる。自分の口臭を知るための1週間プログラム、歯科治療前に口内環境を整えるための2週間プログラム、さらに3ヶ月~6ヶ月間の長期プログラムなども用意されているようだ。

「ミント」は2016年9月よりアメリカ、イギリス、アイルランドで販売開始予定。価格は99.99ドル(約1万1千円)。

https://www.breathometer.com/2016/09/27/mint-is-now-shipping-in-the-united-states-press-release/