NASA(アメリカ航空宇宙局)が、「宇宙空間における排泄問題」をズバッと解決する画期的なアイデアの提供者に、30000ドル(約340万円)支払うことを発表した。

poop

「あのNASAがウ●コのために大金を!?」と言いたくなるようなニュースだが、宇宙服を着た状態での排泄はそう簡単に解決する問題ではないようだ。もし宇宙空間で何かしらのトラブルが発生し、何時間、あるいは何日も宇宙服を装着していなければならない状況になったとしたら……?

今のところ“オムツ”を穿くことが唯一の対処法だが、排泄物を肌に密着させたままでは炎症を起こしたり、もっと悪い場合は感染症を患う可能性も出てくる。当然ながら、宇宙では生死に関わる大問題だ。

頭を悩ませたNASAが発表したのが「Space Poop Challenge(意訳:スペース・ウ●コ・チャレンジ)」。もはやNASA内では解決策が出てこなくなってしまったのか、宇宙空間におけるウ●コ問題を解決するべく、あらゆる識者や発明家、科学者など、まさに世界中からグッドアイデアを募集することしたのである。

もしアイデアが採用されれば提供者には30000ドルが支払われるという。この額が高いか安いかはわからないが、宇宙化学の知識が皆無のどシロートからも冗談半分のアイデアが殺到することだろう。しかし、NASAからは「手を使用せず、便の処理が144時間可能であること」、さらに「宇宙服に着替えるのに1時間かかるので、排便処理の装置は5分以内で装着できること」という厳しい条件が課されており、また3~4G(地球の重力圏内から脱出する際にかかる負荷)にも耐えられなければならない。

かなりハードルの高い「スペース・ウ●コ・チャレンジ」のPR映像では、NASA職員のリチャード・マストラッチオ氏が「宇宙飛行は壮大で、輝きに満ちてばかりではありません。宇宙船の中であっても、人はトイレに行って用を足さなければならない。宇宙飛行士の身に危険を及ぼし、命さえ奪いかねないこの問題を解決すべく、どうか皆様の力をお貸しいただきたい」と訴えかけている。応募期限は12月20日まで。

The Space Poop Challenge – NASA Is Offering $30,000 to Whoever Solves the Problem of Pooping in Space

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