“スナックでカラオケ”。かつては“THE 昭和の嗜み”として敬遠されていたが、昨今の“和モノ”ブームの後押しもあってか、サブカルチャー系のメディアや小洒落たファッションマガジンでスナック特集が組まれたりと、“今”の感覚で楽しめるオトナの遊びとして受け入れられている。

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良質なジャパニーズポップスにフォーカスしたDJイベント「DRAMATIC TOKYO」や「和モアレイブ」、「ラグジュアリー歌謡」などが開催されていることでも知られる下北沢のバーMOREでは、毎週水曜の夜に「スナックニューモア」というスナック営業スタイルのカラオケイベントが行われ、普段はバーやクラブで遊んでいるお客さんやDJなど、音楽好きの人々で賑わっている。とは言え、DJイベントを行っているバーで、なぜカラオケなのか?

「自分がカラオケ好きなので(笑)。毎年年末にカラオケ大忘年会をやっていて好評だったので、レギュラー化してみました。遅い時間の方が賑わってますね。近所のバー終わりのお客さんが歌いにくるんです。二十歳くらいの人や、還暦越えの人も来たりと、お客さんの年齢層は幅広いんだけど、やはり30~40代がメイン。男女比は半々くらい。最新のJ-POPを歌う人もいるけど、70~90年代の歌謡曲を歌う人が多いですね。沢田研二、安全地帯、郷ひろみ、中森明菜、BOφWYあたりのメジャーな曲が人気です。洋楽だと、イギー・ポップとかビースティーボーイズなんかでブチ上がる時間もあったり(笑)。(MORE店主/宮さん)」

取材に訪れた今宵のムードは、80’sアーバン。中村雅俊「恋人も濡れる街角」、南佳孝「Midnight Love Call」でしっとりと始まり、稲垣潤一「ロングバージョン」、竹内まりや「夜景」と続き、チェッカーズ「ミセスマーメイド」、杏里「スノーフレイクの街角」(7inchは稀少だそうです)、ヒロスケ「あ・れ・か・ら」(「ザ・ハングマン」のエンディング曲!)と夜が深まってゆく……。音楽にうるさい同店のお客さんたちの確かな審美眼でピックアップされたナイス&メロウな選曲群にグイグイ引き込まれる。もしかして、これってクラブ好きたちが行き着いた夜遊びの最終形態なのかも……。

「カラオケってなんでかわかんないけど、自然とハイタッチできちゃうんだよね(笑)」と、歌い終わったお客さんが、ニコニコ顔でポロリとつぶやく。なるほど、いい曲を聴けば、歌いたくなるし、歌えば何やらエモーショナルな気持ちになりますね。知ってるようで知らない、未知の魅力的な楽曲たちとの巡り合いを体験してみてはいかがでしょうか?

【INFOMATION】
■「スナックニューモア」
「MORE」にて毎週水曜営業
Charge:¥1000(w/1Drink&歌い放題♬)
住所:東京都世田谷区北沢2-18-5NeビルBF
TEL:03-3422-1995 営業時間:20:00~Till Dawn

■Official Web http://smktmore.com
■Twitter https://twitter.com/aimama_newmore
■Facebook https://www.facebook.com/more.shimokitazawa

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地域最高音響!DAMがバージョンアップして1000曲、増曲! レア曲もあるかも!?

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スパイスをたっぷり使ったおつまみもオーダーできます。左からウイグル風羊肉焼き¥600(税込)、ガラムマサラのサバ缶¥500(税込)。タバスコがピリッと効いたオリジナルカクテル“更年期”¥600(税込)と一緒にどうぞ♥(※週末は、フードはありませんのでご注意を)

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自家製のスピリッツやウィスキー、ラムなど、各種リキュールは充実のラインナップ。数十種のボトルが並ぶ。

 

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スナックニューモアの愛ママと店主のミヤさん。「店主とカラオケのバイブスが合ってしまって、ママにスカウトされました(笑)。“飲んで歌って、あなたもキレイ♥“を合言葉に毎週水曜営業中です。失敗を恐れたらキレイになれません!(愛ママ)」

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DJバーだけあって、サウンドのクオリティの高さは超一流。「MOREは音が良いので歌うと気持ち良いですよ!」と常連客が口を揃えるのも頷ける。

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半年に一度のペースで拡大版“スナックニューモアスペシャル”を開催。いつもに増して、たくさんの人で賑わっていた。他のお客さんの歌声を酒の肴に、お酒を嗜むのもオツな楽しみ方だ。

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“スナックニューモアスペシャル”にて。DJの選曲によるムード音楽に酔いしれた後は、RIMA From Paradise嬢による官能ダンスショータイムもあり。この日の衣装は梶芽衣子(!)。もちろんカラオケタイムもあり!

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