ゴーグルを頭に装着し、大迫力の映像で連動したゲームやコンテンツをヴァーチャルリアリティ(VR)で楽しむ…。2016年はそんなVRの元年と言える年になるかもしれない。

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先ごろVR市場をリードしつつある気鋭の企業<Oculus(オキュラス)>がロサンゼルスで行った開発者向けのカンファレンス「Oculus Connect2」(9月23日~25日)で、市販版商品となるVRヘッドセッド「Oculus Rift」などの2016年前半の発売スケジュールを発表したのだ。

今回の発表で、OculusのVRデバイスの戦略は、メインのハイエンドなVRヘッドセッド「Oculus Rift」(ヘッドセッド本体の価格を300ドル(約3万6000円)に設定)と、サムスンのGalaxyシリーズの最新スマートフォンなどを利用しVR環境を実現する簡易版といえる「Samsung Gear VR」(99ドル)と、2軸に分けていることが明らかになった。

「Oculusの何が凄いか?」。まずは、これまでのヘッドマウントディスプレイの視野角は25度~45度だったのに対して、110度と実際に仮想空間にいるような体験ができる事や、リアルの頭の動きと連動してVR空間の視点がほぼ遅れなく同期できる事などだ。

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当然ながらゲーム、特にMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)やFPS(一人称視点のシューティングゲーム)などに応用しようと、既に数多くのパブリッシャーが対応しつつあるし、今思えば早すぎた「Second Life」のような仮想空間にも、Oculusのブレイクでリベンジの機会が生まれるかもしれない。その他にも、VR空間を使った新しいサービスが生まれる可能性はかなり広がっている。

今回発表されたデモの中でも、地下鉄での銃撃戦をゲームにした「Introducing Bullet Train by Epic Games」で再現された世界といい、「いよいよ訪れるVRの時代」を予感させるものが多かったのも事実だ。

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これまでもVRヘッドセットは幾度か注目されてきたが、Oculus Riftは遂に出てきた「本命」というイメージ。2016年の前半に発売されるヘッドセット「Oculus Rift」の発売前の期待感も半端なく高く、今後も大注目である。

https://www.youtube.com/watch?v=IreEK-abHioh

https://www.youtube.com/watch?v=etv_IxVh7cch

https://www.youtube.com/watch?v=su1w54WA3tE