ツリーハウスを作るためには、生きた樹木を基礎にして、釘やネジ、ハンマーを使って建設するのが一般的だ。しかし、そういった工具を一切必要としない最新のツリーハウスが登場した。

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中国・北京を拠点とする建築会社<Penda>が、竹とロープのみで作れるツリーハウス「Rising Canes」をデザインした。このツリーハウスプロジェクトには、環境保護プロジェクトの理解、様々な環境に対応するフレキシブルな構築、ユニークな環境における快適な雰囲気づくり、という3つの目的があるらしい。

ツリーハウス「Rising Canes」は、地域で採れたリサイクル可能な竹を使用し、ロープで組み合わせることで作り上げられており、環境にやさしいのが特徴。竹の接合部は、8本の竹を組み合わせてロープで固定されている。

建物の床には、竹が並ぶように敷き詰められている。各階の高さは、約4メートル。このようなフロアを増設することで、アパートのような集合住宅を作り上げることもできるそうだ。

また、竹製のツリーハウスは、地元の植物が繁殖できるように設計されている。他の建築物と異なり、植物が自然に生い茂るのを楽しめるのだ。「都市生活を離れ、自然とつながる感覚が、デザインの原動力になった」とデザインチームは語っている。

「Rising Canes」プロジェクトは、2015年8月に始動。9月にプロトタイプが完成し、10月に北京で公開された。2016年の国際デザインアワード「A’ Design Award」では、建築部門でシルバーを受賞。

数年以内には、約20世帯が居住可能な第1号のツリーハウスが完成予定。さらに、2023年までに約2万人が居住できる大規模なツリーハウスにするべく増築をしていく予定だ。

 

http://www.home-of-penda.com