妊婦や幼い子どもを連れたお母さん、お年寄り、けが人のために電車やバスに設けられた「優先席」。妊婦さんの中には座ることを躊躇する人もいるようだが、お隣の韓国では妊婦をサポートするツールが公共機関に搭載されている。

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韓国第2の都市・釜山で今年4月、500人の女性(妊婦)を対象に試験的に行なわれた「ピンクライト」キャンペーンは、日本の“マタニティマーク”のようなセンサーを身に付けた妊婦が電車に乗り込み“妊婦用優先席”の2メートル以内に近づくと、席のセンサーが感知しピンクのライトで知らせるというもの。すでに席に座っている人(=妊婦ではない人)がいても、ライトを見て席を譲ることができるというわけだ。

ちなみにセンサーのバッテリーは半年ほどもつそうで、妊娠がわかってから臨月近くまで使用できる。妊娠初期はお腹が目立たずに妊婦とわからない半面、つわりに苦しむことも少なくないので、このシステムならば席の譲り合いもスムーズにできそうだ。このキャンペーンは試験導入の結果をみて、釜山の地下鉄で展開する方針だという。

一方、ソウルの地下鉄では2015年夏から一列の両端の席と床をピンク色にし、妊婦の優先席であることをアピールしているが、その目的自体に気づかない人も少なくないそうだ。

http://www.bbc.com/news/technology-36744461