音楽を聴きながら歩くと街の喧騒から逃れられて気分はいいが、周囲の音が遮断されるため事故につながりやすい。イヤホンをしながら道を歩いていたら、すぐ後ろに車が来ていてヒヤッとした……なんて経験が誰しもあるだろう。

Safe&Sound

実は、タイでも音楽を聴いていたことが原因の交通事故増加が問題になっている。道も多く、歩行者と車両が同じ場所にいることの多い街では、どうしても事故の確率が高くなってしまうのだ。

そこで、保険会社<LMG>と広告会社<BBDO>がタッグを組んで、歩行者が道路や線路に近づくと“ボリュームを自動的に下げる”音楽専用アプリを開発した。GPSを使用してユーザーの正確な位置を把握し、必要な場合には聴いている音楽の音量を70%まで下げて、逆にスマホのマイクを使用して周囲の音を30%の音量で混ぜるという、非常に優れものアプリである。

音楽が寸断されることなく、周りで起こっている音も把握することができるので、せっかくのいい気分を邪魔されることもない。専用の音楽プレーヤーをデフォルトに設定することが必要だが、一度設定してしまえば安心して“聴きながら歩き”ができるというわけだ。

人口も多く、常に車道が混雑している日本の都市部でも、この機能は役立つはず。常に音楽を聴いていたい愛好家などは、特に導入してみる価値アリでは?

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