さまざまなフルーツの甘味(糖度)も計測できる最新スマートフォンが開発された。

amami

 

2017年1月5日~8日に米ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大級の民生機器テクノロジーの見本市「CES(Consumer Electronics Show) 2017」で、中国の電気メーカー<チャンホン(CHANGHONG)>が、イスラエルの<コンシューマー・フィジクス>による「サイオ(SCiO)」センサー技術を利用したスマートフォン『CHANGHONG H2』を発表した。

このCHANGHONG H2は、物体をスキャン分析できる世界初のスマートフォン。対象物にスマホを近づけてスキャンすることにより、さまざまな物体を化学的に分析できる。本体に搭載されたSCiOの分子センサーから赤外線が照射され、反射した光を測定することで、その物体に含まれた化学成分を分析するようだ。

このスマホと様々なアプリを使うことで、多様な用途に利用できる。例えば、フルーツの糖度を調べたり、人間の体脂肪を測ったり、薬剤の成分などを確認することができるという。

苺などのフルーツを手に取り、スマホをかざしてスキャンすれば、糖度の高さを教えてくれる。<THE VERGE>の記者がテストしたところ、表示される数値には多少の変動はあるようだが、最も甘いフルーツを認識する能力には相違はなかったようだ。

他にも、食べ物のカロリーを計測したり、パンに含まれるグルテンの量を調べたり、バイアグラのような錠剤の真偽を見分けたりできるらしい。また、人間の身体をスキャンすれば、体脂肪を測ることも可能だとか。

スマートフォン本体は、6インチの大画面と8コアCPUを搭載しているほか、カメラ機能、指紋認証機能なども備えている。「CHANGHONG H2」は中国で先行発売中、アメリカでは2017年発売予定。

 

http://www.theverge.com/circuitbreaker/2017/1/5/14180740/changhong-h2-scio-molecular-sensor-hands-on-ces-2017