デンマークのフェロー諸島ではGoogleストリートビューではなく、羊の目線で360度見渡せる“羊ビュー”が展開されているらしい。

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北大西洋に浮かぶフェロー諸島では、Googleストリートビューの撮影が行われていない。そこで、地元の観光協会<Visit Faroe Islands>に勤務するDurita Dahl Andreassenさんが、フェロー諸島の美しい風景を360°ぐるりと楽しむためのユニークなアイデアを思いついた。

“羊の島”を意味する名のとおり、島民は5万人に満たないが羊は8万匹以上というフェロー諸島。Duritaさんが中心となり、自動車が通れない自然の風景を撮影するために羊の力を借りた「Sheep View 360(360度羊ビュー)」なるキャンペーンを実施した。

仕組みはいたってシンプルで、羊の背中に太陽光で充電できる360度カメラを装着するだけ。このプロジェクトには、羊飼いのLeifさんと、長年動物に関わっている発明家のDavidさんも参加したという。

こうして、羊の目線で周りの景色を撮影する「Sheep View 360(360度羊ビュー)」の撮影が行われ、のどかな自然の中を走る羊の目線でパノラマ写真が撮影された。撮影後には、草を食べながら島中を移動する羊からDuritaさんに、GPSの位置情報と写真が送信されてくる仕組みだ。

すでにフェロー諸島の5箇所のエリアで、羊ビューのパノラマ撮影が完了。この画像は<Visit Faroe Islands>によって「Googleストリートビュー」にもアップされている。また、「Sheep View 360」公式ブログでは、Duritaさんがプロジェクトの最新情報や映像も公開されているので、羊好きはチェックしてみてはいかがだろう。

http://visitfaroeislands.com/sheepview360