日常生活から運動しているときまで、さまざまな数値を計測してくれるウェアラブルが続々と登場しているが、このたび“体内にどれくらいお酒が残っているか”を計測できるウェアラブルが登場した。

skyn

主に警察が使用する飲酒検知器などを開発する企業<BACtrack>が、腕に装着するだけで汗から血中のアルコール濃度を計測できる世界初のウェアラブル「Skyn」のプロトタイプを発表。アメリカ国立衛生研究所のアルコール依存症を研究する機関<the National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism (NIAAA)>による「ウェアラブル・アルコール・バイオセンサー・チャレンジ」コンテストで優勝し、優勝賞金20万ドル(約2,200万円)を獲得している。

この「Skyn」は、従来の飲酒検知器のように息を吹きかける必要もなく、スマートウォッチのように腕に装着しておくだけでアルコールを計測できるスグレモノ。リアルタイムでモニタリングできる機能と、日常的に使いやすい自然なデザインが評価されたようだ。

人間の肌に触れる部分に、電気化学センサーを通じて皮膚の汗をモニターすることで、アルコール量を検知する仕組み。アルコールは体内で分解されるが、皮膚からエタノールとしても排出されるので、血中のアルコール濃度を計測できるということらしい。

計測データはBluetooth経由でスマートフォンなどに送られ、連動アプリに計測日時とアルコールの量として表示される。エクスポートして医師に渡し、iPhoneのヘルスケアに取り込むなどして、健康管理に活かすことも想定されているようだ。

また、アルコールの量を計測するだけではなく、設定した数値に基づいてバイブレーション通知などで警告もしてくれる。たとえば、法的に運転できる数値を超えないように設定しておくこともできるだろう。本体は充電式になっており、プラグを装着してマイクロUSBチャージャーを差し込むだけでOK。

公式サイトでは「Skyn」の発売について案内中。先行予約開始時にメールでお知らせされる。

http://www.bactrack.com/pages/bactrack-skyn-wearable-alcohol-monitor