米オハイオ州の州都コロンバスが、テクノロジーを駆使して環境配慮型都市をめざす「スマートシティ」に選ばれた。

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アメリカ合衆国運輸省が開催した、都市のスマート化を促進する「スマートシティ」コンテストで優勝したのは、米オハイオ州の州都コロンバス。同市は、アメリカの市中銀行が連邦準備銀行に預けている資金であるフェデラル・ファンドから4千万ドル(約40億円)、企業<Vulcan>から1千万ドル(約10億円)の資金を手にすることになった。

同市は、積み立てていたファンドと合わせて合計1億4千万ドル(約142億円)の資金を活かして都市計画を進める予定で、特に交通サービスのスマート化に力を入れていくという。まず貧困層が多く住むリンデン地区に、自動運転できる交通サービスの導入を計画中。これで、リンデン地区の住民がイーストン地区にある就労支援センターに通うときなどに大きな助けになるだろう。

また、新たな公共交通機関で利用できるスマートカードとアプリも開発する予定。スマートカードによる支払いは、クレジットカードを持たない乗客にとって役立つはず。いずれは都市内の主要なバスルートにも導入を拡大させることを計画している。さらに、同都市で電気自動車の利用を増加させる計画も検討中のようだ。

この「スマートシティ」プロジェクトを進めることで、同市において貧困問題を抱えるコミュニティと都市の中心部を結びつけて雇用機会拡大を促すことができれば、地方経済の活性化にもつながるかもしれない。

ちなみに、選考に残った他6都市は、サンフランシスコ(カリフォルニア州)、ポートランド(オレゴン州)、オースティン(テキサス州)、デンバー(コロラド州)、ピッツバーグ(ペンシルベニア州)、カンザスシティ(ミズーリ州)。

http://www.slashgear.com/ohio-capital-wins-smart-city-award-details-self-driving-plans-23445696/