いま世界中の若者に大人気の<snapchat>で、骨髄ドナーを募集するキャンペーンが展開されている。

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snapchat.com

 

これは「Be The Match」という非営利団体が行っているもので、18歳から24歳までの比較的若く健康的なドナーを中心に募集したいという狙いがある。基本的に18歳~44歳までなら誰でもドナー登録できるが、特に若く健康なドナーを募る場としてsnapchatをチョイスしたのは正解だろう。

そもそも骨髄移植や末梢血幹細胞移植とは、白血病や再生不良性貧血などの病気によって正常な造血が行われなくなってしまった患者の造血幹細胞を、健康な造血幹細胞と入れ替えることで造血機能を回復させる治療法だ。

さて、日本ではFacobookやTwitter、Instagramに比べるとまだまだ浸透していないsnapchatだが、投稿した画像や動画が10秒以内に削除されるのが最大の特徴。いつまでもタイムラインに残ってしまったり保存されたりすることもないので気軽に投稿でき、その場で加工もできる手軽さと豊富な加工フィルタで人気のSNSだ。いまや世界中で1日4億枚以上の画像・動画がアップされ、多くのセレブにも愛用者が急増している。

そんなsnapchatで「Be The Match」が展開中のキャンペーンでは、VRに夢中になっている男性やホットドッグの着ぐるみ姿でダンスする男性など、ちょっとマヌケな映像を掲載。なぜこれが骨髄ドナー募集につながるのか? というと、動画の最後に表示される「この男性も、命を救うことができる」「あなたは?」というメッセージを見れば一目瞭然だろう。

さらに、画面をスワイプするだけでドナー登録ページにアクセスできるようになっており、その場のノリで「登録しようかな……」という気にさせられる仕組み。ドナー登録と言われるとどうしてもハードルの高い印象があるが、SNSを頻繁に利用している“ミレニアル世代”の若者に訴求するには、実際これくらいカジュアルなほうが効果的なのは確かだ。

「Be The Match」いわく、まだまだ認知度は低く登録者数も十分ではないが、他SNSや掲示板メディア<Reddit>などでも広告を展開し、今後より多くのドナーを募っていくとのこと。

http://www.adweek.com/news/technology/nonprofit-searching-millennial-bone-marrow-donors-snapchat-172494