プロ用オーブンも顔負けの性能を持つスマート・オーブン「TOVALA」は、もはや“ロボットシェフ”と呼んでも過言ではないだろう。

Tovala

一見すると電子レンジのようなルックスだが、実はレストランで提供されるような繊細な料理を自動調理することができる「TOVALA」。現在、クラウドファンディングサービス<Kickstarter>で資金を募集中の高性能スマート・オーブンだ。

「TOVALA」は、週1回の料理宅配サービスとセットで利用する。シェフが調理した料理が、新鮮な状態で自宅へ届くシステムになっていて、1食につき10~15ドル程度の価格設定。ベジタリアン、グルテンフリー、低炭水化物、低糖質などの食事制限をしている人向けのオプションメニューも選べる。

使用方法も非常に簡単。オーブンのドア横にあるレーザースキャナーに、料理のパッケージに付いているバーコードを読み取らせる。そして、料理をオーブンに投入して、ワンタッチボタンを押すだけ。すると、10~30分間で料理が自動的に調理されるのだ。

このオーブンは、湿式加熱(「蒸す/煮る」など)と乾式加熱(「焼く/炒める」など)を組み合わせて、レシピ通りに完璧な調理を行う。絶妙な焼き加減や加熱も任せられるので、例えばチキンなら外側の皮はこんがりパリパリに、中はジューシーに焼き上げることができる。電子レンジとは方法が異なるが、蒸気と加熱を利用して料理を温め直すことも可能だという。

料理レシピはビルドインのデータベースに蓄積されており、「TOVALA」のキッチンで研究開発された最新レシピが続々とWi-Fi経由で更新されていく。「TOVALA」が公開している料理例の写真はどれも美味しそうだ。

専用アプリによって、毎週届く料理のオーダーが可能。また、お好きな料理レシピをアップロードし、調理を自動化することも可能。オーブン本体には調理ボタンはないので、アプリで調理方法、温度、時間などの設定を行うのである。

料理を投入するだけで、レストランで提供されるような料理が自宅で楽しめるスマート・オーブン&宅配サービス「TOVALA」。より簡単に美味しい料理を食べられるのは、忙しい現代人にとって魅力的だろう。

<Kickstarter>で出資したユーザーには199ドル(約2万2千円)で発売されるが、2017年に予定されている一般発売では小売販売価格300ドル(約3万3千円)前後になる予定。