ラスベガスで開催された世界的なガジェットの祭典「CES 2016」。当然、スマート家電や自動操縦車など、未来を感じさせる最先端のテクノロジーを備えた製品が多く出展されたが、意外にも多くの注目をさらっていたのは、80年代に活躍した製品を後継するようなアイテムの数々だった。

中でも、近年リバイバル的な盛り上がりを見せているアナログプレイヤーの分野は熱い視線を浴びていた。ということで、<Digital Spy>による『「CES 2016」で注目を集めた新型ターンテーブル』を紹介したい。

1. Technics「SL1200-G」
王道中の王道、Technics SL1200の新機種。50年というTechnics製ターンテーブルの歴史の中で、もっとも世界中のダンスホールで活躍したであろう名機の新型だ。CDJの普及以前から現在に至るまで、スタンダードは常にSL1200だった。往年のルックスはそのままに、新たなダイレクト・ドライブ方式とダンパーで、普遍的な仕様にさらなる改良が加えられている。今年の夏には1200台限定のアニバーサリー限定エディション「SL1200-GAE」も発売される予定なので、争奪戦は必至だ。
※価格未定

Technics

 

2. Sony「PS-HX500」
最新のターンテーブルシリーズは過去の価値の再現にばかり終始しているわけではない。「PS-HX500」は、アナログ音源をはハイレゾ・クオリティでPCに取り込むことができるのだ。“アナログ盤を買ってもスマホで聞けない”という悩みを解決できるだけでなく、いま話題のハイレゾ体験も手軽にできるという、まさに新世代の名器である。
※価格未定

PS-HX500_open-Large

3. Audio-Technica「AT-LP60-BT Wireless Turntable」
アナログプレイヤーならではの音質の良さ、その価値を守り続けることがターンテーブルの使命だとしても、技術とアイデアを前進させることを止めるわけではない。「AT-LP60-BT Wireless Turntable」はBluetoothに対応しており、再生音源を高い精度でヘッドフォンやスピーカーへ送ることができる。これまではスピーカーの位置やターンテーブルとの距離などに制限があったが、ワイヤレスになることで、例えばブースがどこにあろうと自由にDJできる。ケーブルという概念がなくなるので当然、家庭でのリスニングにも最適だ。価格は180ドル(約21,000円)。

audiotechnica

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4. Crosley「Snap」
Crosleyの「Snap」は、ブリーフケース型の持ち運び可能なレコードプレーヤー・シリーズのひとつ。そのレトロでスマートなルックスは音楽好きのハートをくすぐるだろう。インテリアとして最高、アイテムとしても秀逸だ。用途別に異なるコダワリを持つ様々なモデルが日本でも購入可能なので、ぜひチェックしてみよう。(https://www.dmr.co.jp/catalogsearch/result/index/?cat=263&q=crosley)価格は200ドル(約24,000円)

 

5. House of Marley Stir Up Turntable
最新のターテーブルに必要なものとは? 従来にはなかった機能を搭載することも大事かもしれないが、ボブ・マーリーの息子による、彼のスピリットを受け継ぐこのブランドは、なにより基本に誠実に製品作りを行っている。音楽は誰にでも開かれていて、シンプルに楽しめるものだということを、このターンテーブルは物語っているようだ。竹製の軽量かつ低予算ボディに必要最低限の機能、そしてなによりも素晴らしいのは、本体にアンプが組み込まれていること。スピーカーさえあれば、どこでも音楽が楽しめ、サウンドシステムが組めるのだ。音楽を求める人たちのためにフットワーク軽く、早く音楽を届けられるターンテーブル。まさにボブ・マーリーのスピリットを受け継いだプレイヤーである。お値段も200ドル(約24,000円)とリーズナブルだ。

 

http://www.digitalspy.com/tech/feature/a779340/5-reasons-vinyl-stole-the-show-at-ces-2016-to-upstage-smartwatches-and-curved-tvs/