エッジの効いたコンテンツでオンリーワンな情報メディア「VICE」。世界35カ国で展開しており、ここ日本でも若者を中心にファンは多い。

YouTubeチャンネルの登録者数は440万人以上と言われているVICEだが、今もっとも注目されているのが、新たにスタートしたケーブルTVチャンネル「VICELAND」だ。実にVICEらしい、ユニークでエッジの効いたコンテンツを揃えており、もし成功を納めればテレビ業界全体を変えるのでは? とまで言われている。

多様な情報源から知りたいことを探すインターネット/デジタル世代にとって、低俗なバラエティ番組を垂れ流すテレビ局よりも、挑戦的なコンテンツばかり揃えたケーブルTV局が注目を集めるのは必然だ。

例えば、自身も同性愛者であることをカミングアウトした女優、エレン・ペイジが世界中のゲイカルチャーを尋ねる『GAYCATION』や、元シェフとして知られる巨漢ラッパー、アクション・ブロンソンによる料理番組『F—k, That’s Delicious(やべえ、超うまいじゃん)』などは、VICEならではの刺激的なコンテンツと言えるだろう。万人向けではないかもしれないが、独自のカラーのあるユニークな番組を制作放映できるのは、ネットメディアが持つ可能性のひとつである。

もちろん、キャスティングの難しさや、番組制作に伴う広告費/制作費など、テレビ業界への進出は容易ではない。しかし、もしVICEが成功すれば、人気ネットメディア「Buzzfead」や「Huffington」などもテレビ界へ進出するかもしれないと言われており、実際そうなれば、間違いなくテレビの世界に革命をもたらすはずだ。

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