Samsung Galaxyの「GEAR VR」や大本命のウェアブル端末「Oculus Rift」、さらにはPlayStation®VRなど、世界中で“2016年はVR元年”とVR(仮想現実)を巡る話題で持ち切りだが、来夏アメリカのソルトレイクシティにオープンする仮想現実を前面に出したゲーム施設「The VOID」も注目を浴びている。

VOID1

腕と手先と連動したグローブ、そして振動を伝えるベストを着用という、フル装備でゲームに参加。10部屋あるという施設は約330平方メートルと決して広くはないが、その中で実際に歩きながら様々な仕掛けを攻略していく。

簡単にいうと、お化け屋敷や迷路といった遊園地の体感型アトラクションを、ゲーム・グラフィックなどで培ったFPS(一人称シューティング)の要素などと融合し、VRヘッドセットなどの装着するギアで、よりリアリティーのあるゲーム空間を構築することが可能だ。

このアトラクションを実現するためのシステム「Rapture」はヘッドセット、ベスト、グローブ、ライフル、背中に背負う小型のPCの5つからなるが、前述した来年発売予定の民生品を数歩進んだスペックになるとか。

VOID3

VOID2

現在、開業に向けて準備中の「The VOID」。来場者は全員VRヘッドセット、

今年5月に公開された映像には、映画さながらのリアルなプレイ空間と、一部リアルなアトラクション施設や迷路の姿が映しだされ、もはやリアルとバーチャルの境目が曖昧なほど迫力のある世界を見ることができる。「The VOID」のような遊戯施設のメリットとしては、既存の遊園地のような巨大なスペースが必要ないことや、システム自体は高額になるものの定着すれば比較的アトラクションに対する導入コストが安くあげられることなどが挙げられるだろう。

まだまだ未知数の分野ということから、「The VOID」の成功は2016年夏にオープンするソルトレイクシティの成功にかかっているが成功次第で、北米、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアなど、世界各地での事業展開も視野に入れているという。


https://thevoid.com/