国内初の体験型イベント「アダルトVRフェスタ01」が2016年6月12日(日)、東京・秋葉原popdojoイベントスペースにて開催される。

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アダルトコンテンツのため18歳未満は入場できず、受付で身分証による年齢確認が行われる。一般入場料は3,000円。開催しているのは14時~18時の4時間と短いが、アダルト業界の新機軸に触れられる内容となっている。

2016年はソニーから「PlayStation VR」が発売される予定で、VRヘッドマウントディスプレイのOculus Rift(オキュラス・リフト)もリリースされ、VR界隈で活発な動きが続いている。国内では「アダルトVRの会」が発足し、スマートフォンやパソコン上で動くコンテンツを作成している技術者たちが、意見交換できる場となっている。

一例を挙げると、カメラから取り込んだ映像を反映し、モニターへ自分の手をリアルタイムで表示。3Dでモデリングされたキャラクターに触れると、こちらからのアクションに連動して、画面内のキャラクターが反応するといったソフトが開発されている。VRはアニメや漫画、ゲームの中の世界に入って、自分がキャラクターと親密な関係を築けたら、という夢をかなえる技術となりうるのだ。

アダルトVRの会・設立者のサメジ部長は、紹介動画の中で「大人が行くところは、大人しか行けないようにしよう」と語る。一般的なVRのイベントでは家族連れで、小さな子どもも来場する。それならば初めから、レンタルビデオ店のアダルトコーナーのように区切ってしまえばいい、というわけだ。

しかし、アダルトVRも一筋縄ではいかない。ハードウェアだけで数万円するため、性風俗業界と比較して、コスト面を含めユーザーが同様の満足を得られるか、という問題がついて回る。これはソフトウェアにおいても同様だ。まだまだ発展途上であり、しかも性産業にはスポットライトが当たりにくく、偏見や誤解がつきものだろう。ヘッドマウントディスプレイを装着している姿は、ただでさえ滑稽に映る。

そんな中で、アダルトVR技術を公の場に出し、実物を知ってもらおうという「アダルトVRフェスタ」の開催は意義あるものだ。

http://adult-vr.jp/