ブラック・アイド・ピーズの中心メンバーとして知られる、音楽家/起業家のウィル・アイ・アムが、バングル型AIウェアラブル“Dial”をリリースした。

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Dialは音楽が聴けて、メールも送れて、さらにネットショッピングや航空券の予約もできるという、従来のスマホと同じような機能を持ち合わせている。しかし注目すべきは、ウィルがプロデュースした“Aneeda”というAIが採用されている点だろう。

このAIは過去の質問やリクエストを記憶するので、例えば「飛行機に乗りたいんだ」と言えば、「どこへですか?」「ニューヨークまで」といったやりとりが進み、日時や購入可能な航空券を探すところまでやってくれる。

今後、より多くの人がAneedaを利用すれば、その知能も向上していくという。また、他のスマート端末にAneedaを接続(ウィルはAneedaAを“送り込む”と表現している)することで、それぞれの端末をDialで自在にコントロールすることもできたりするんだとか。

ウィルいわく「Aneedaには最終的に、“ウィル、少し太りましたね。最近は何を食べていますか? スイーツは避けましょうね。今夜は休息をとったほうがいいと思いますよ。午後のミーティングはキャンセルしましょう。サプリメントもすでに注文済みなので受け取りに行ってください”なんてくらいのコミュニケーション力と性能を目指しているんだ」とのこと。

ウィルは過去にIPhone ケースやバングルで失敗しているため、今回も前評判はよろしくないのだが、「もし評価ばかり気にしていたら、ブラック・アイド・ピーズがスタジアム級のアクトになることもなかっただろう。何かを成し遂げるには、強い耐性が時には必要なのさ」と強気だ。例え再び失敗したとしても、今回の挑戦がスマート製品の可能性を広げることに繋がるかもしれない。

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