知らない人と部屋をシェアして宿泊費を節約しよう! という会員制サービス『Winston Club』がアメリカで始まった。要するに高めのホテルでも2人で折半できるというサービスなのだが、安いホステルやモーテルよりも清潔で良質なサービスを受けられるため、特に旅慣れている人にはかなり利用価値のあるサービスと言えるだろう。

winstonclub2

日本ではまだ一般的ではないが、旅行者が宿泊場所を提供してくれる人を探すウェブサイト“カウチサーフィン”というシステムがある。長期旅行者や貧乏バックパッカーには人気が高く、そういった旅に慣れているならば『Winston Club』もチェックしておいて損はない。

問題は旅慣れてない人の場合だが、まず見知らぬ人と一夜を過ごすことになるので、極度の人見知りにはなかなかハードルが高い。また、メールアドレスやSNSアカウントなど複数のIDを確認してからペアリングするものの、万が一に備えて貴重品や個人情報を守る心得はあった方が安心だ。

「カウチサーフィンや激安宿でOK」もしくは「最低限のサービスが欲しいから相応の金額を支払ってホテルに泊まる」というユーザー、その中間層が『Winston Club』のターゲットになるだろうか。今年スタートアップしたばかりなので今後どこまで普及するかわからないが、すでにシアトル、ラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ポートランドといった西海岸の主要都市で展開しているところを見ると、ホテル業界もかなり可能性を感じているようだ。

「安全がまず第一ですので、まずは十分に身元を確認した上でペアリングし、ウェブで互いのことを確認しあっていただきます。当日いきなり初対面の他人同士で宿泊するのではなく、事前にコミュニケーションをとってもらってから、部屋を利用できるわけです」と語るのは、同サービスの発案者/代表、バイロン氏。一般的な宿泊と比べると、全ての人にとって有用で快適なサービスとはいかないかもしれないので、事前のペアリングは確実にしたいということらしい。

「ルームシェアリングはいつでも誰とでも快適で可能、というわけにはいきませんから。ウマが合わない者同士が一晩同じ部屋で過ごす難しさは重々分かっています」

2020年には東京五輪が開催される予定だが、予想される外国人観光客の数に対してホテルの部屋数が圧倒的に足りないと言われている。もしかしたら4年後の日本で、このシェアサービスが重宝されているかもしれない。

http://www.odditycentral.com/travel/startup-lets-you-share-a-hotel-room-with-a-stranger-to-save-money.html