ご存知YouTubeが中小企業をサポートすべく、2つのDIYな動画作成サービスを開始した。

Watch YouTube Director work for eLOVate Kitchen

ひとつは「YouTube Director」という、音楽や編集機能のテンプレートを使って簡単に自分でCM映像を作れるアプリ。これを利用してCM映像をアップしたロサンゼルスの理髪店は、問い合わせが73%、店の認知が56%もアップしたという。なお、動画を製作したくない(自分で出来ない)という場合は、スクリーンショットやロゴを使ったものをアップすることもできる。

もうひとつは、アトランタ、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、ワシントン、サンフランシスコの各都市の映像作家や監督と提携し、直接企業に出向いて映像作品を撮影してもらうサービス。よほど映像に自信がある場合は別だが、自作するよりも確実に質の高いコマーシャル映像を撮影することができる。しかも、料金も破格の150ドル! 今のところ、このサービスは前述した都市に限定されているが、今後はもっと広く展開する予定だという。

当然ながら中小企業は、大企業のように広告費を注ぎ込んでクオリティの高いCMを制作するのは難しい。また、常にフレッシュなCMを打ち続ける大企業に対し、中小企業は同じ広告(しかも質の低いものを)を長期間にわたって使用せざるを得ない傾向にある。これでは戦略的に不利だ。だが、これらのサービスを利用すれば、良質な広告映像を手軽に作ることが可能になるはずだ。

■自作CM

■ディレクター起用CM

驚くべきことに、YouTubeの再生総合時間は3年連続で50%も成長を続けている、まだまだ可能性を秘めている定番メディアを、中小企業(に限らずどんな企業でも)が利用しない手はないだろう。このたび素人でも利用しやすいサービスを展開し始めたことで、日本国内の広告業界にも大きな変化をもたらすかもしれない。気になった人は、まず友人・知人のお店や実家の稼業のCM映像から作ってみては?

http://www.adweek.com/news/technology/youtube-introducing-new-ways-help-small-businesses-make-better-video-ads-171999